【米大統領選2020】 バイデン氏、選挙人投票で正式に勝利 米民主主義の強さ称賛
米大統領選の選挙人による投票が14日にアメリカ各地であり、民主党のジョー・バイデン氏が過半数の票を獲得した。これによって、当選が正式に確定した。大統領就任に向けた最終段階の手続きがまた一つ進んだ。元記事はこちら→BBC NEWS JAPAN
トランプ氏との激戦を制し、バイデン氏が米大統領選で勝利しました。
今回は、そんなバイデン氏のスピーチから厳選した「大統領選で勝ったら使いたいフレーズ」を紹介いたします。
我が同胞なるアメリカ国民の皆さん
My fellow Americans 「我が同胞なるアメリカ国民の皆さん」
fellowには「(同じ目的を持つ)同僚・仲間」という意味があります。
直訳すると
My fellow Americans.→私の仲間のアメリカ人達
となります。
あなた方は私たちに明確な勝利をもたらしました
They have delivered us a clear victory. 「あなた方は私たちに明確な勝利をもたらしました」
delivered は deliver「届ける」の過去形です。
deliverは基本的に”deliver something to someone”の形で使われるため、辞書的には”They have delivered a clear victory to us.”が正しくなりますが、ネイティブの中には第4文型的な使い方をするかたもいるそうです。
第4文型についてはこちらをご確認ください。「【文型】わかりやすい英文法」
victoryは「勝利」という意味です。
アメリカを再び世界中で尊敬させるために
To make America respected around the world again. 「アメリカを再び世界中で尊敬させるために」
makeは第5文型をとる単語で”make someone something”で”someone に something をさせる”という意味になります。
第5文型に関してはこちらをご確認ください。「【文型】わかりやすい英文法」
“make America respected”で「アメリカを尊敬させる」という意味になります。
respectedはここではrespectの過去形ではなくrespectedという形容詞です。
「彼らは私の心です」「全てはあなた方のお陰だ」
They are my heart. 「彼らは私の心です」 I owe you everything. 「全てあなた方のお陰だ」
oweは「借りる」や「借りがある」という意味の動詞です。
進歩するためには、相手を敵として扱うのをやめなければなりません
To make progress, we must stop treating our opponents as our enemy. 「進歩するためには、相手を敵として扱うのをやめなければなりません」
stop ~ingは「~することをやめる」、stop to somethingは「~するために止まる」という意味ですので注意が必要です。
stopの他に”remember”や”forget”もこのタイプに該当します。
opponentは「(試合・議論の)相手、敵対者」という意味があります。
聖書は、すべてに時期があると言っていますー建てるとき、刈り取る時、種をまく時、そして癒す時
The Bible tells us that to everything there is a season - a time to build, a time to reap, a time to sow, and a time to heal. 「聖書は、すべてに時期があると言っていますー建てる時、刈り取る時、種をまく時、そして癒す時」
reapには「刈り取る」とか「収穫する」という意味があります。
sowには「~を蒔く」とか「種を蒔く」という意味があります。
そして今は癒す時です
This is the time to heal in America. 「そして今は癒す時です」
まとめ
いかがでしょうか。
力強いスピーチは心をうたれますね。
将来大統領選で勝ったらこのようなフレーズを是非使いたいものです。
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