まず初めに
前回はTOEIC対策で使わないと損する単語帳を紹介しました。
今回は私が何冊か使ってきた文法書の中で、TOEICのスコアアップに役に立った文法書を紹介します。
私はこれから紹介する文法書で文法を学習するまで、TOEICのスコアが600台でした。リスニングで400台のスコアが取れてもリーディングでは300もいきませんでした。
TOEIC程度であれば文法は基本的なところを押さえれば大丈夫なので、単語の学習と比べると学習量は少なめです。文章の規則性を覚える=リーディングスピードの向上にもつながりますので、早めに対策をしておいた方がスコアの伸びしろが増えます。TOEICはリスニングと違ってリーディングの方が感覚的に解ける問題が少ないからです。
そして文法の学習に関しては、PART1からPART5までを網羅したTOEIC対策本で大まかに学習するよりは文法書で学習したほうが学習効率が良いと思います。
それではさっそく、これをやっておけば大丈夫という文法書2冊を紹介します。
使わないと損する文法書その1
【CD・音声DL付】キク英文法
本書は、大学入試に必須の英文法212項目を、7週間でマスターできる文法書・問題集です。1日の学習量は最長でも9分。最短で3分。7週間のスケジュールでムリなくムダなくマスターします。
使われている単語も優しいものが多いので、初めの1冊としておすすめです。
また、テキストの学習内容がちょうどよく区切られているため、学習のペース配分がしやすいのもこの本の優れているところです。
解説では大学入試対策の文法書となっていますが、TOEICの文法対策をする前の基礎知識として押さえておく1冊だと考えています。
使わないと損する文法書その2
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
この本の優れているところは何といっても、圧倒的な質と量!
品詞の問題で300問以上!動詞の問題で100問以上!前置詞の問題で50問以上!
これだけ大量の問題を繰り返し解いていたら、体が文法を覚えないはずはありません!
1000問解くことで、まさに文字通り文の法則を体に刻み込むことができます。
そして学習を進めていく中で、直感的に文の構造を把握し、素早く内容を理解するスキルが上がると思います。
ただ、この本の難点として文法の解説があまり詳しくはないため、この本で問題を解きまくる前の基礎知識として、先に上げた「【CD・音声DL付】キク英文法」を紹介しています。
私個人の考えではTOEICの文法は今回紹介した2冊で十分だと考えています。
特にTOEICリーディングのスコアを上げたいけど、どんなテキストを使ったらよいのかわからないかたは、「【CD・音声DL付】キク英文法」から始めてみてください。
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